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痔瘻
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じろう
ふりがな文庫
“
痔瘻
(
じろう
)” の例文
彼が二十代に
痔瘻
(
じろう
)
を患ったことのあるのを聞いていた。始終腸に苦情があった。彼の生国は県別にして一番、そういう患者の多数なところであった。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
最近になってやっとはっきり自覚するようになった葉子の
痔瘻
(
じろう
)
が急激に悪化して、ひりひり神経を刺して来る
疼痛
(
とうつう
)
とともに、四十度以上もの熱に襲われたからで
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
庸三は
鑵入
(
かんい
)
りのスリイ・キャッスルを勧めながら、ずっと以前、同じ病院で、院長によって
痔瘻
(
じろう
)
の手術をした時の話などした。その時博士は独逸から帰ったばかりであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「やっぱり
痔瘻
(
じろう
)
だ。」
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“痔瘻”の意味
《名詞》
痔疾の一つで、肛門周囲の炎症から肛門や直腸にできる穴を通じ、膿がでるもの。
(出典:Wiktionary)
“痔瘻”の解説
痔瘻(じろう、en: anal fistula)は、肛門の周辺に穴ができて、そこから膿が出る疾患。肛門部に膿のトンネル(瘻管)が出来た状態のことを言う。蓮痔、穴痔とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
痔
漢検準1級
部首:⽧
11画
瘻
漢検1級
部首:⽧
16画
“痔”で始まる語句
痔
痔疾