疼出いたみだ)” の例文
……打倒ぶったおれました。息もけません。きりきりと腹が疼出いたみだして止りません。友だちが、笑いながら、心配して、冷飯を粥に煮てくれました。けれども、それも、もう通らない。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)