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甲山
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かぶとやま
ふりがな文庫
“
甲山
(
かぶとやま
)” の例文
布倉山
(
ぬのくらやま
)
の布倉媛は姉倉媛に加勢し、
甲山
(
かぶとやま
)
の
加夫刀彦
(
かぶとひこ
)
は能登媛を援けて、大きな
神戦
(
かみいくさ
)
となったのを、国中の神々が集って仲裁をなされたと伝えております。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
………幸子はそんなことを考えながら、遠くの空に
甲山
(
かぶとやま
)
が
霞
(
かす
)
んでいる
夙川
(
しゅくがわ
)
の堤防の上を走らして行った。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
午後ドクタア・ビゲロウと私とは竹中を通弁として伴い、東京から四、五十マイルさきの
甲山
(
かぶとやま
)
に根岸氏を訪問し、彼の住居に近い或種の洞窟を見るために東京を出発した。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
気の毒にもあり可笑しくもあれば終にそのままに止みぬ。後にて聞けば
甲山
(
かぶとやま
)
と云う由。あたりの山と著しく模様変れるはいずれ別に火山作用にて隆起せるなるべし。これのみは樹木黒く茂りたり。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“甲山”の解説
甲山(かぶとやま)は、兵庫県西宮市西北部に位置する、古い火山の痕跡である。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“甲山”で始まる語句
甲山峡水
甲山越隅