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甲山峡水
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こうざんきょうすい
ふりがな文庫
“
甲山峡水
(
こうざんきょうすい
)” の例文
信玄に死なれて、一時に気を落とし、
甲山峡水
(
こうざんきょうすい
)
の勇猛も、すっかり
旌旗
(
せいき
)
の色が
褪
(
あ
)
せたようだ——といわれただけでも、信玄の存在はやはり大きかった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甲山峡水
(
こうざんきょうすい
)
の地勢がおのずから中央に遠く、海外の影響に敏感でなく、また将士も、山国特有な頑固と自負に強く、
密
(
ひそ
)
かにでも他を学び、己れの短を怖れる気風に乏しかった
所以
(
ゆえん
)
もある。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
峡
常用漢字
中学
部首:⼭
9画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“甲山”で始まる語句
甲山
甲山越隅