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甲冑片袖
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かっちゅうかたそで
ふりがな文庫
“
甲冑片袖
(
かっちゅうかたそで
)” の例文
浪士らは行く先に
種々
(
さまざま
)
な形見を残した。景蔵のところへは特に世話になった礼だと言って、副将田丸稲右衛門が所伝の
黒糸縅
(
くろいとおどし
)
の
甲冑片袖
(
かっちゅうかたそで
)
を残した。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
武田、田丸、山国、藤田諸将の書いた詩歌の
短冊
(
たんざく
)
、
小桜縅
(
こざくらおどし
)
の
甲冑片袖
(
かっちゅうかたそで
)
、そのほかに小荷駄掛りの
亀山嘉治
(
かめやまよしはる
)
が特に半蔵のもとに残して置いて行った歌がある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
冑
漢検1級
部首:⼌
9画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“甲冑”で始まる語句
甲冑
甲冑武者
甲冑兵