“由布院”の読み方と例文
読み方割合
ゆふいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「むりでしょう、田染たしぶ行きは」「むりをしてまで、行くほどの価値があるかないか」「田染へ行ったら、由布院ゆふいんへは、行かれませんが」
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
午前六時に眼ざめて顔を洗ったばかりで、飯も食わずに自動車に乗って、私は五里の山里を由布院ゆふいん村へと志した。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
スイスの療養所で大分静養もしたが、思わしくなく、帰って九州の由布院ゆふいんで闘病生活四年、遂に亡くなった。