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『『日本石器時代提要』のこと』
ふりがな文庫
『
『日本石器時代提要』のこと
(
『にほんせっきじだいていよう』のこと
)
』
弟治宇二郎が書いた本というのは、表題の『日本石器時代提要』であって、菊判三百ページくらいの堂々たる体裁であった。評判も大分良かったらしく、『朝日新聞』の書評でも「年齢わずか三十歳の著者が」と、大いに褒めてあった。しかし本当は、当時二十七歳く …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
歴史 > 日本史 > 日本史
初出
「西日本新聞」 1955(昭和30)年7月19日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
稀
(
ま
)
中谷
(
なかや
)
斯学
(
しがく
)
日華
(
にっか
)
紋様
(
もんよう
)
経
(
た
)
菊判
(
きくばん
)