“中谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかたに50.0%
なかや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕗子の部屋には中谷なかたにが来ているのだ、そうだ、この土地へ来てからたった一人の友人で、まるで兄弟のように親しみ合っていたのが
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
『地名辞書』にはわずかに岩代石川郡中谷なかたに村大字双里の一所を挙げているが、この地は今の石川町に近い。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
来て間もない頃、コレジ・ド・フランスで社会学のモリス教授の講義を冷やかしていたら「文化中心を求める中谷なかやの図式方法」
雪の命名法は中谷なかやの方が正しい、『オックスフォード辞典』ではフレークという言葉はという調子にすっかりセリグマン氏の命名法をくさしてしまったのである。
雪雑記 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)