“田平子”の読み方と例文

読み方	割合
たびらこ	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

たびらこ(逆引き)

また苗の状から田平子（たびらこ）、すなわち田面に平たく小苗を成しているのでそこでタビラコという名が出来たといえる。

植物記 (新字新仮名) ／牧野富太郎(著)

その左に五行（ごぎょう）とあるは厚き細長き葉のやや白みを帯びたる、こは春になれば黄なる花の咲く草なり、これら皆寸にも足らず。その後に植ゑたるには田平子（たびらこ）の札あり。はこべらの事か。

墨汁一滴 (新字旧仮名) ／正岡子規(著)

“田平子（コオニタビラコ）”の解説

コオニタビラコ（小鬼田平子・稲槎菜、学名: Lapsanastrum apogonoides）とは、キク科ヤブタビラコ属に属する越年草の一つ。タビラコ（田平子）やホトケノザ（仏の座）ともいい、春の七草の一つとしても知られている。標準和名としてはコオニタビラコを使用する。若い葉を食用とする。
(出典:Wikipedia)