“甚内橋（じんないばし）” の例文

元鳥越町の甚内橋（じんないばし）袂（たもと）に、角倉のある二階建、精々間數は六つ七つ、庭の廣いのと、洒落（しやれ）た離室のあるのと、木口の良いのが自慢——といつた家です。

銭形平次捕物控：081 受難の通人 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

元鳥越町の甚内橋（じんないばし）袂に、角倉（かどくら）のある二階建、せいぜい間数は六つ七つ、庭の広いのと、洒落（しゃれ）た離屋（はなれ）のあるのと、木口（きぐち）の良いのが自慢——といった家です。

銭形平次捕物控：081 受難の通人 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)

赤い着物を羽織つて、お光かお樂の風をし、子供を突飛ばして甚内橋（じんないばし）を渡つて此方の岸へ歸つた。

銭形平次捕物控：081 受難の通人 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

甚	常用漢字 中学 部首:⽢ 9画
内	常用漢字 小２ 部首:⼌ 4画
橋	常用漢字 小３ 部首:⽊ 16画