琉球芋りゅうきゅういも)” の例文
事によると今夜あたりは、琉球芋りゅうきゅういもを召し上りながら、御仏みほとけの事や天下の事を御考えになっているかも知れません。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そのいもも存外味はいぞ。名前か? 名前は琉球芋りゅうきゅういもじゃ。梶王かじおうなどは飯の代りに、毎日その芋を食うている。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)