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猪右衛門
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ししえもん
ふりがな文庫
“
猪右衛門
(
ししえもん
)” の例文
こういう
触声
(
ふれごえ
)
を立てながら、京を歩いている男があった。他ならぬ
香具師
(
やし
)
の
猪右衛門
(
ししえもん
)
である。
古道具買
(
こどうぐか
)
いに身をやつし、ノサノサ歩いているのである。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その民弥の苦しい心を、見抜いて現われて出たかのように、窓からヒョッコリ顔を出したのは、古道具買に身を
俏
(
やつ
)
した、
香具師
(
やし
)
の親方
猪右衛門
(
ししえもん
)
であった。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「玄女姐さんも居なければ、
猪右衛門
(
ししえもん
)
親方も行方不明なのさ」いよいよ猿若は物憂そうである。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画