“狭手彦”の読み方と例文
読み方割合
さでひこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫が狭手彦さでひこの船を見おくりつつ、ここより空しく領巾ひれふりけむと、かきくるる涙にあやなや、いづれを海、いづれを空、夢かうつつかのそれさへ識るの暇もなく、あたかも狂へるものの如くに山を下り
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)