状元じょうげん)” の例文
そういうことが解らない者は別として、その外の者に対しては「第一」だ。状元じょうげんもまた第一人じゃないか。「人を何だと思っていやがるんだえ」
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
ある日玄機は崇真観しゅうしんかんに往って、南楼に状元じょうげん以下の進士等が名を題したのを見て、慨然として詩をした。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「年はいかないが見上げたもんだ。いまにきっと状元じょうげんあたるよ。おばさん、おめえ様の福分は乃公が保証しておく」
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)