片肱掛かたひぢか)” の例文
かく言ひつつますます急にかきさがせり。貫一は帽をかぶりたるまま火燵に片肱掛かたひぢかけて、ななめに彼の顔を見遣みやりつつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)