“牀柱”の読み方と例文
読み方割合
とこばしら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒ガキの牀柱とこばしらを背に、一人の巨漢が、入って来る人間をしらべながら、名簿らしい大きな帳面に、赤インキで、しるしをつけている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
もうだいぶん酔っている三菱の労務課長が、牀柱とこばしらのところから、手をあげて叫んだ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)