“煙突（チムニイ）” の例文

朝日山の北側のスロープの中腹に、赤煉瓦の煙突（チムニイ）をもった石造のしゃれた山小屋（ヒュッテ）が建っている。

キャラコさん：02 雪の山小屋 (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)

一本煙突（チムニイ）二本マスト、和船洋風取りまぜた、それは山のような巨船であった。船首に篝（かがり）が燃えていた。その横手に一人の武士が、牀几に端然と腰かけていた。他ならぬ観世銀之丞であった。

名人地獄 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

“煙突”の解説

煙突（えんとつ）とは、燃焼の過程で排出されるガスが持つ上昇気流を風による外乱から守り、燃焼を促進させる筒状の構造物である。人体に不快・有害な煙などが屋内で拡散するのを防ぐ効果もある。なお、通常の煙突は英語でチムニー（chimney）というが、船舶の煙突はファンネル（funnel）という。
(出典:Wikipedia)

煙	常用漢字 中学 部首:⽕ 13画
突	常用漢字 中学 部首:⽳ 8画