煖房ペーチカ)” の例文
夜なぞははずした義足を、煖房ペーチカの這入った壁に立てかけて寝るんですが、大雪の降る前なぞは、その義足の爪先や、膝っ小僧の節々がズキズキするのが、一けんも離れた寝台の上に寝ている
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)