“煖房器”の読み方と例文
読み方割合
ヒーター100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、部屋を温めるために煖房器ヒーターの栓をひねった時、卓上電話がけたたましく鳴りだした。受話器を取ってみると、牛込の母からだった。
亡霊ホテル (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
使うなんて、亡霊にしては不便極まる話さ。だが、この建物は数年前から煖房器ヒーター式になっているので、絶対にこの煖炉は使わないのだから、秘密の通路には持って来いの場所だね、——さあ入るんだ
亡霊ホテル (新字新仮名) / 山本周五郎(著)