焼棒杭やけぼつくい)” の例文
旧字:燒棒杭
本当に女房もちに成つては仕方がないねと店に向つてしきいをまたぎながら一人言ひとりごとをいへば、たかちやん大分だいぶ御述懐ごじつかいだね、何もそんなに案じるにも及ぶまい焼棒杭やけぼつくいなにとやら、又よりの戻る事もあるよ
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)