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無頓著
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むとんちゃく
ふりがな文庫
“
無頓著
(
むとんちゃく
)” の例文
唯今では、鍛冶屋の山さん、変じて、博士の用心棒となり、
無頓著
(
むとんちゃく
)
な博士の
身辺護衛
(
しんぺんごえい
)
の任にあたっているのだった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
夏もやや
終
(
おわり
)
に傾いてから庭の樹に来て啼く蝉の声とを、一つの言葉で呼ぶということは、驚くべき
無頓著
(
むとんちゃく
)
には相違ないが、とにかくに誤解と称すべきものではない。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それにしても報酬があまりに粗末すぎるようでもあるが、
元来
(
がんらい
)
博士は黄金の価値について
無頓著
(
むとんちゃく
)
で、
只
(
ただ
)
マージナル・ユーティリテーの大なるものこそ
欲
(
ほ
)
しけれ、という極めて淡白なる性格の人だった。
地軸作戦:――金博士シリーズ・9――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
頓
常用漢字
中学
部首:⾴
13画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
“無頓”で始まる語句
無頓着