“無論内外二科”の読み方と例文
読み方割合
ないがいにかをろんずるなく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枳園は手当り次第になんでもした。「無論内外二科ないがいにかをろんずるなく或為収生あるいはしゅうせいをなし或為整骨あるいはせいこつをなし至于牛馬雞狗之疾ぎゅうばけいくのしつにいたるまで来乞治者きたりてちをこうものに莫不施術せじゅつせざるはなし」と、自記の文にいってある。収生しゅうせいはとりあげである。整骨は骨つぎである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)