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無畏
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むい
ふりがな文庫
“
無畏
(
むい
)” の例文
施無畏とは、
無畏
(
むい
)
を施すということで、元来、仏さまのことを一般に施無畏と申しますが、ここでは観音さまを
指
(
さ
)
すのです。
畏
(
い
)
とは恐れるという字です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
また時には人身をも現じ、時には獣身をさえも現ずる。そうして衆生を
度脱
(
どだつ
)
し、衆生に
無畏
(
むい
)
を施す。——かくのごとき菩薩はいかなる形貌を供えていなくてはならないか。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
或は、結宮の本地薬師如来は衆生救済の仏等覚の菩薩なり。熊野第四宮十一面観音は娑婆世界、苦を救い
無畏
(
むい
)
を施す仏にして、頭上の仏面を現して、衆生の所願をみて給えり。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
畏
常用漢字
中学
部首:⽥
9画
“無畏”で始まる語句
無畏懼