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無情
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すげな
ふりがな文庫
“
無情
(
すげな
)” の例文
三年五年はともかくも、廿年をその癖は、これが真実の偏人に、ならずに居らるるものかいやい。さこそは
無情
(
すげな
)
い父様と、不審も立つた事であろ。
移民学園
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
帝国ホテルで加十ではない本当の王様に
無情
(
すげな
)
い素振りをされて以来、どんなに思い悩んだのであろう。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
お吉のそういう様子を見ては、右衛門もいつまでも
無情
(
すげな
)
い素振りを続けていることは出来なかった。まして嫌な女ではない。これまでずっと久しい間愛し愛されて来た女である。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“無情”で始まる語句
無情の牡鹿は戯るる