灸穴きゅうけつ)” の例文
なんでも紙撚こよりだったかわらきれだったか忘れたが、それでからだのほうぼうの寸法を計って、それから割り出して灸穴きゅうけつをきめるのであるが、とにかく脊柱せきちゅうのたぶん右側に上から下まで
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そういうできそこねた灸穴きゅうけつへ火を点ずる時の感覚もちょっと別種のものであった。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)