“火灯(あかり)” の例文
旧字:火燈
其処(そこら)の火灯(あかり)で、夜眼にも、今宵は、紅をさした脣をだらしなく開けて、此方を仰(あおの)くようにして笑っているのが分る、私は外套(とんび)の胸を、女の胸に押付けるようにして
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)