瀬尾せのお)” の例文
と、老母は、うしろに離れて佇立ちょりつしていた瀬尾せのお金五郎という——いつも中門の守りをしている年若い侍をふりむいて
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この有木の別所と、少将のいる備中の瀬尾せのおとは、僅か五十町足らずという目と鼻のあいだであった。
瀬尾せのおの最後