トップ
>
滝田樗陰
>
たきたちょいん
ふりがな文庫
“
滝田樗陰
(
たきたちょいん
)” の例文
滝田樗陰
(
たきたちょいん
)
君が木曜面会日の朝からおしかけて、居催促で何枚でも書かせるのを、負けずにいくらでも書いたそうである。
夏目漱石先生の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
小栗風葉
(
おぐりふうよう
)
にもたった一遍、中央公論社がまだ
本郷西片町
(
ほんごうにしかたまち
)
の麻田氏の家の二階にあった時分、
滝田樗陰
(
たきたちょいん
)
に引き合わされてほんの二、三十分談話を交した。
文壇昔ばなし
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
客間には
滝田樗陰
(
たきたちょいん
)
がどっかとすわって、右手で墨をすりながら、大きい字とか小さい字とか、しきりに注文を出していた。漱石はいかにも愉快そうに、言われるままに筆をふるっていた。
漱石の人物
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
滝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
樗
漢検準1級
部首:⽊
15画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“滝田”で始まる語句
滝田