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湑
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した
ふりがな文庫
“
湑
(
した
)” の例文
笊の目から
湑
(
した
)
った蔬菜の
雫
(
しずく
)
が、まだ新しい台俎板の面に
濡木
(
ぬれぎ
)
の肌の地図を浸み
拡
(
ひろ
)
げて行く勢いも鈍って来た。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
さてそのひょうたんの酒をきれいに
湑
(
した
)
んでしまってからその男は語りつぐのであった。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
湑
部首:⽔
12画