淫売婦じごく)” の例文
旧字:淫賣婦
寄席よせという寄席に通いつくしたと得意なのもありました。なかには淫売婦じごくという淫売婦を買いつくしたと言って威張るのもありました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
マア、呆れたよ。すると、お前さんのような人間が、ほんとうの淫売婦じごくなんだね。お金を持っていて、どうやら暮してゆけるくせに、それでいて、男を
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)