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消息
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しょうそこ
ふりがな文庫
“
消息
(
しょうそこ
)” の例文
心の底にゆるぎなき誠をつつみたまふと知りて、かねて我身いとほしみたまふファブリイス夫人への
消息
(
しょうそこ
)
、ひそかに頼みまつりぬ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
物語りする刀自たちの話でなく、若人らの言うことは、時たま、世の中の
瑞々
(
みずみず
)
しい
消息
(
しょうそこ
)
を伝えて来た。奈良の家の女部屋は、裏方五つ間を通した、広いものであった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
かねてわが身いとおしみたもうファブリイス夫人への
消息
(
しょうそこ
)
、ひそかに頼みまつりぬ
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“消息”の意味
《名詞》
消 息(しょうそく、歴史的仮名遣い:せうそく、せうそこ)
人や物事の事情・動静。また、それを伝えるもの。
(出典:Wiktionary)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“消息”で始まる語句
消息子
消息通
消息中
消息文