海賊旗ジョリー・ロジャー)” の例文
ヒスパニオーラ号は、その滑かな一面の鏡のような水面に、檣冠から吃水線までくっきりと映っていて、海賊旗ジョリー・ロジャー斜桁上外端ピークにぶら下っていた。
けれども、果して、海賊旗ジョリー・ロジャー——海賊の黒い旗——をその斜桁上外端ピークにひらひらと翻していた。
なあに、分限紳士でなけりゃだれ一人船をつけやしねえこんなとこだもの、シルヴァーなら海賊旗ジョリー・ロジャー(註六二)を立てるだろうよ。それにゃあ間違まちげえなしさ。いいや、ありゃお前さんの仲間だ。