“流紋岩（りゅうもんがん）” の例文

この石は動（うご）かせるかな。流紋岩（りゅうもんがん）だかなりの比重（ひじゅう）だ。動くだろう。水の中だし、アルキメデス、水の中だし、動く動く。うまくいった。波（なみ）、これも大丈夫（だいじょうぶ）だ。大丈夫。

台川 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

（石英安山岩（せきえいあんざんがん）か流紋岩（りゅうもんがん）から来た。）

インドラの網 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

“流紋岩”の意味

《名詞》
流 紋 岩（りゅうもんがん）

ケイ酸分に富む火山岩の一種。深成岩の花崗岩に対応する化学組成をしている。石英、アルカリ長石、斜長石、黒雲母などが含まれる。
(出典:Wiktionary)

“流紋岩”の解説

流紋岩（りゅうもんがん、en: rhyolite）は、火山岩の一種。（深成岩である）花崗岩と同等である成分の火山岩である。
「流紋岩」の名称は、マグマの流動時に形成される斑晶の配列などによる流れ模様（流理構造）がしばしば見られることによる。以前は、流理構造の見られないものを「石英粗面岩（せきえいそめんがん、liparite）」と呼んでいたが、現在では流紋岩に統一され、石英粗面岩の名称は用いられない。
火山岩は岩石全体の成分（特にSiO₂の比率）で分類され、流紋岩はSiO₂が70%以上のもの。通常は斑状組織を持つ。色は白っぽいことが多いが、噴出条件や結晶度などにより多様である（黒い流紋岩もあるので色だけでは判断できない）。
(出典:Wikipedia)

流	常用漢字 小３ 部首:⽔ 10画
紋	常用漢字 中学 部首:⽷ 10画
岩	常用漢字 小２ 部首:⼭ 8画