“泰山木（たいさんぼく）” の例文

「いい花だなあ。ちょっと泰山木（たいさんぼく）みたいだけれど……」

朴の咲く頃 (新字新仮名) ／ 堀辰雄(著)

今日の興泰山木（たいさんぼく）の花にあり

六百句 (新字新仮名) ／ 高浜虚子(著)

昂然（こうぜん）と泰山木（たいさんぼく）の花に立つ

五百五十句 (新字旧仮名) ／ 高浜虚子(著)

“泰山木（タイサンボク）”の解説

タイサンボク（泰山木、学名：Magnolia grandiflora）は、モクレン科モクレン属に属する常緑高木の1種である。別名で、ダイサンボク、ハクレンボクともよばれる。ときに高さ20メートルになる大木であり、白い9枚の花被片からなる大きく碗状の花が上向きに咲く。花の形から「大盞木」（たいさんぼく、盞は「さかずき」）とされ、その後「泰山木」の字が充てられたともされる。北米南東部原産であるが、日本など世界中で広く植栽されている。
(出典:Wikipedia)

泰	常用漢字 中学 部首:⽔ 10画
山	常用漢字 小１ 部首:⼭ 3画
木	常用漢字 小１ 部首:⽊ 4画