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泥濘
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ねかるみ
ふりがな文庫
“
泥濘
(
ねかるみ
)” の例文
一同は
泥濘
(
ねかるみ
)
の街路を進みだした。ねちねちした舗石の上にすべりがちな馬を、クリストフは手綱でとらえていた。ルイザは
息子
(
むすこ
)
と並んで歩きながら、彼を雨にあてまいとした。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
汽車は線路の曲がり
角
(
かど
)
で見えなくなった。シュルツはまた一人きりになった。彼は
泥濘
(
ねかるみ
)
の並木道を通って帰った。足を引きずっていた。疲れと寒さと雨の日の悲しさとをにわかに感じた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“泥濘”の意味
《名詞》
地面のぬかるんでいるところ。またぬかるんでいること。
(出典:Wiktionary)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
濘
漢検1級
部首:⽔
17画
“泥濘”で始まる語句
泥濘孔
泥濘路
泥濘道
泥濘滑澾