沈没ちんぼつ)” の例文
旧字:沈沒
午後になると、水は甲板の上まであがってきて、誰の眼にも遅かれ早かれ、船は沈没ちんぼつする運命にあるのだということがわかった。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「だがこのままにしたところで、船はだんだんかたむくばかりじゃないか、だまって沈没ちんぼつを待つのか」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
沈没ちんぼつ迫る
地底戦車の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
沈没ちんぼつせま
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)