汐巻岬しおまきみさき)” の例文
だから、当直にたたき起された所長の東屋あずまや氏とわたしは、異変と聞くやまるで空腹に飯でもッこむような気持で、そそくさとやみの浜道を汐巻岬しおまきみさきけつけたのだった。
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)