求道者ぐどうしゃ)” の例文
よしそれほどでないにしても、憂悶は詩人のことで、悔恨は求道者ぐどうしゃの段階で、現実と未来に執着の強い科学者が、瞬間に起伏する感情の波にゆすぶられるのは恥辱である。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「あんなことじゃ求道者ぐどうしゃは出ますまい?」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)