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水府
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すいふ
ふりがな文庫
“
水府
(
すいふ
)” の例文
角の
煙草屋
(
たばこや
)
の老婆が、姿を見て、
薬研
(
やげん
)
の側からあいさつした。賛五郎は
水府
(
すいふ
)
のたまを一つ求めながら、軽い言葉で
訊
(
き
)
いてみた。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小首をかしげて、通りすぎた下駄の音にまで耳をすましたが、やがて、細口の銀ぎせるに、
水府
(
すいふ
)
をつめて、一ぷく、たばこずきらしく深く吸って、また物待ち顔に、往来を気にしている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“水府”の意味
《名詞》
水神が住むとされる海底の都。
水戸の異称。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“水府”で始まる語句
水府流
水府煙草
水府竜宮