“毳々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けばけば50.0%
むくむく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、「元祖黒焼」と看板の出てゐる土蔵造りの店が、まちの角に見えた。黒い漆地うるしぢに金文字で書かれた毳々けばけばしい看板が、屋根だの軒だのに沢山かけられてゐる。
イボタの虫 (新字旧仮名) / 中戸川吉二(著)
その相似たるより毳々むくむくと聞けばたちまち猴を聯想するので、支那で女根を猢猻こそといい(『笑林広記』三)、京阪でこれを猿猴と呼び、予米国で解剖学を学んだ際