トップ
>
比田
>
ひだ
ふりがな文庫
“
比田
(
ひだ
)” の例文
「あんなものあ、
宅
(
うち
)
にあったって仕方がないんだから、持って御出でよ。なに
比田
(
ひだ
)
だって
要
(
い
)
りゃしないやね、汚ない達磨なんか」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼は子供の時分
比田
(
ひだ
)
と将棋を差した事を偶然思いだした。比田は盤に向うと、これでも
所沢
(
ところざわ
)
の
藤吉
(
とうきち
)
さんの御弟子だからなというのが癖であった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
健三の帰る時、姉はこんな事をいって、
暗
(
あん
)
に
比田
(
ひだ
)
の戻るまで話して行けと勧めたが、彼にはそれほどの必要もなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“比田”で始まる語句
比田帯刀
比田寅八
比田小伝次
比田帯刀則家