“比嘉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひか50.0%
ヒカ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比嘉ひかもなかなかやつて来てはくれない。ゆき子は、何故か、静岡へ手紙を出したかつた。継母へあてて手紙を書きたかつたが、考へてゐるうちにまた気も変つてくる。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
若い医者は、比嘉ひかといふ名前で、先代は琉球りうきうの生れだと云ふ事である。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
明治卅七年に書いた『よきや(与喜屋)のろくもい由来並家譜』には、家長は代々「比嘉筑登之親雲上ヒカツクトンペイチン」と呼び、比嘉ヒカが家名である。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)