“殿司”の読み方と例文
読み方割合
でんす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところで、もと東京とうけい殿司でんす制使楊志ようしが、流されて一兵卒に落され、今日も余の供としてしりえに来ておる。彼は近衛このえの一将として、武芸十八般にひいでた男。——彼とここにて、槍術を競べてみせい」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)