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歯黒溝
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はぐろどぶ
ふりがな文庫
“
歯黒溝
(
はぐろどぶ
)” の例文
『註文帳』は廓外の寮に住んでいる娼家の娘が
剃刀
(
かみそり
)
の
祟
(
たたり
)
でその恋人を刺す話を述べたもので、お
歯黒溝
(
はぐろどぶ
)
に沿うた陰欝な路地裏の光景と
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
吉原田圃の全景を眺めるには
廓内京町
(
かくないきょうまち
)
一、二丁目の西側、お
歯黒溝
(
はぐろどぶ
)
に接した
娼楼
(
しょうろう
)
の裏窓が最もその
処
(
ところ
)
を得ていた。この眺望は幸にして『今戸心中』の篇中に
委
(
くわ
)
しく描き出されている。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
溝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“歯黒”で始まる語句
歯黒