“武徳殿”の読み方と例文
読み方割合
ぶとくでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大榎の梢で、ふくろうが鳴いている。遠く、武徳殿ぶとくでんの建物になかばかくれて、公会堂が見える。聴衆で埋められている二階の演説会場からときどき、拍手や、笑声、喧号のどよめきが伝わって来る。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)