“正成公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさしげこう50.0%
まさなりこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わしは、このはなしを思い出すたび小楠公その人はもとよりだが正成公まさしげこうの偉さを思う。また、母なるお方の訓育に頭がさがる……」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分にも人にも恥じない人間になったらばと。へい。……で、その時まではご酒は飲まないと、正成公まさしげこうへ誓っておりますんで
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「二代の隼人正様はやとのしょうさま正成公まさなりこうの御遺命によってお建てになったのです、寛永二年の昔」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)