橋詰はしつめ)” の例文
折詰は口にくわえながら無我夢中、一生懸命になって、「危険あぶない危険あぶない」と自分で叫びながら、ようやく、向うの橋詰はしつめまでくると、其処そこに白い着物を着た男が、一人立っていてさかんに笑っているのだ
今戸狐 (新字新仮名) / 小山内薫(著)