“榜杭”の読み方と例文
読み方割合
ぼうぐい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の本名もツクツクシだが、このツクシにはもはや「継ぐ」という意味はなく、みおしるしのミオツクシなどと同じに、土に突立てた榜杭ぼうぐいのことに解しているらしい。
武蔵などではこれを榜示木ぼうじきと呼び、別にそのために生樹を栽えず、ただ削って白くした棒などを立てた場合には榜杭ぼうぐいといい、まるまる木がなければその場処を榜示戸とも法師土とも記し
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)