“楽座”の読み方と例文
読み方割合
がくざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はい。……この一年あまりは、具足師の柳斎にかくまわれておりましたが、その柳斎も、夏の初めから行方知れず、ぜひなく、知り人の仮面師めんしの手づるで、住吉の楽座がくざへ入り、太鼓打ちなどしておりましたが」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)