“検見衆”の読み方と例文
読み方割合
けんみしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検見衆けんみしゅう一行は、管轄も違い、人柄も違っているせいか、兵馬と福松とを、駈落者気分をもって疑い見ることを少しもしませんでした。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
まもなく、ここへ現われて来たのは、珍しく両刀を帯びた検見衆けんみしゅうらしいのが二人、間竿けんざお旗差物はたさしもののように押立てさせた従者と、人夫と、都合七八人の一行でありました。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)